こんにちは、スメラギです。
現在、JR東日本の車両は所謂、「新系列電車」と呼ばれるものですね。
静止型インバータ(SIV)が導入され各装置の電子化・無接点化が進んでいます。
今回は現行のJR東日本における鉄道電化の方式をまとめておきます。
目次
電車線
直流1,500V
例
交流(50Hz)20,000V
水戸、仙台(仙石線を除く)、盛岡、秋田支社内の各線及び新潟支社の一部区間などで使用されています。
例
車内
直流100V
制御、ブレーキ、ドアなどの多くの機器・回路で使用されていまる。蓄電池も直流100Vです。
交流(60Hz)100V
コンセント、VIS、ラジオ輻射装置、冷暖房制御、空気清浄機回路などに使用されています。
三相交流(60Hz)440V
電車線電圧をSIV又はMGにより変換しています。冷暖房、室内灯、電動空気圧縮機で使用されています。
その他の直流
抑留100Vを電源として、安定化電源装置により5V,12V,24Vに降圧して、電子機器や無線機等の動作電源としています。
「電車」の黎明期では運転士は操作する主幹制御器から室内灯に至るまで、連絡用のブザーの回路以外はすべて「直流600V」 だったそうですから少し漏電でもしたら感電待ったなしですね。
技術の進化には感服するばかりです
それではまたノシ