電車の形式の記号 ク?モ?ハ?

こんにちは、スメラギです。

 

電車の車体にはク?モ?ハ?・・・みたいなカタカナが書かれていますよね。

 

今回はこれらが何を指し示すのかのお話です。

 

所要時間・・・3分

 

概要

 

電車を組成する際、最前部と最後部には運転台がある車両を連結します。

 

また、主電動機など全車両に取り付けられていない各機器は、これを装備した車両を分散して連結します。

 

電車の形式の記号は以下のカタカナ文字を重ねたもので表されます。また、運転台、主電動機や主制御器の有無を、アルファベットによる細別略号で簡易に表現することもできます。

 

運転設備による分類表

 

種別 記号 細別略号 主電動機 主制御器 運転室
制御電動車 クモ Mc
Mc’  
中間電動車 M  
M'    
制御車 クモ Tc    
付随車 T      

 

主幹制御器欄は最近の電車ではVVVF装置やCI装置が使われていますね。

 

補完

 

電動車は、2両を1組とした「ユニット(MM’)方式」が採用されています。

 

これによりパンタグラフや主制御器、補助電源装置や電動空気圧縮機などを1ユニット当たり1台とすることで、軽量化や省力化を図っているようです。

 

また短編成で運転することが多い線区向けの電車では、1両の電車にこれらすべての機器を取り付けています。こうした電車は上記のユニット方式に対して「1M方式」と呼ばれています。

 

 

 

電車に乗るときにチラっとみたらこの車両には動力がついているんだとかわかったら日常に少し楽しさが増えるかもしれませんね。

 

これでは、またノシ

 

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